バイナリーオプションくえすと

このブログは、いつか「はいぱーバイナリトレーダー」になる事を夢見て、ハイローオーストラリアというダンジョンを冒険した記録です。

バイナリーオプションの聖杯について

約1年ぶりの記事更新になります。

この間、ハイローオーストラリアが無くなり、

途方に暮れていました。

 

「これは何かのきっかけかもしれない」と思い、

いつかやろうと思っていたFXにたどり着きました。

 

職業柄システムトレードを好み、ココ〇ラやGogo〇〇で

くそみたいEAにお金を出して本番運用しては、資金を溶かしました。

自分でEAを作成してトライもしましたが、うまくいきませんでした。

 

今まで自分でロジックを制御していたにも関わらず、

よく分からないものにお金を払って安易に解決しようとした天罰だと思いました。


特に「元〇〇銀行ディーラー」のYoutubeからのLINE登録、
EAの無料配布・・・。

LINEにMT4の登録口座を連絡すると使用可能。

 

みたいなものは、個人的な経験から、今現在使用を検討している人がいれば、

止めておいた方がいいと思います。

(三桁万円~四桁万円の真ん中より上ぐらいの金額を溶かしました・・・。)

 


話は戻し、掲題の「バイナリーオプションの聖杯はあるか?」という問いに対して、

今は明確に「ある」。と答えることができるようになりました。

 

よくYoutubeやネットで「聖杯?そんなものはない!」と言われますが、

今は分かります。「あります」。

 

ここからは「聖杯」にたどり着いた経緯と最近よくある「AIインジ、AI最適化

のようなものについて書くので、興味がある方はお付き合いいただけますと幸いです。

 

私の職業は「システムエンジニア」です。

この業界で約20年働いてきました。

 

4年前までは基幹システム開発/保守を主に作業していましたが、

業界の流れもあり、4年前から「DX、ビッグデータ」が主作業となり、

システムエンジニアから、データサイエンティスト?に近いことをやり始めました。


そこでは、数億件~数十億~数百億のトランデータを対象に、

様々なアルゴリズム分析を実行し、結果をBIで表示する。

 

といった「データ量」と「分析」が主体の世界でした。

(それを数分でできるのは本当に驚きです・・・。)

 

かつては1000万件のデータを個人別に集計するなどといった処理は、

普通のDBではほぼ無理でした。

(そうとうな基盤があれば別ですが。)

 

昨今「AI〇〇」のようなAI系について頻出していますが、

仕事柄思うのは、その「AI」ってなんでもつければいいのは・・・何か違います。

 

LLMは想像通りの「AI」ですが、AIの中には専門職のような「〇〇モデル」の

ようなものも含まれます。

 

例えば、「お店の需要予測モデル」などがあります。

 

需要予測モデルは人間に代わり、各特徴量(時間や場所、商品、天気など)の

相関関係を分析し、商品特性によりますがおおよそ人間の70%~90%ぐらい

の精度で需要予測に基づき、発注作業をしてくれます。

 

ここから詐欺防止ポイントとして、もしAIを本当に使用もしくは、

提供しているのであれば、基本的には日々学習して「進化」します。

 

そしてそのAI〇〇はPythonで作成されるはずです。

Youtubeなどで調べていただければ、すぐに分かります)

 

理由は簡単で、“MLの標準部品”が揃っていて、組み合わせが速いからです。

 ・学習器(scikit-learn、XGBoost/LightGBM/CatBoost、PyTorchなど) 

 ・前処理(欠損処理、スケーリング、カテゴリ処理)

 ・キャリブレーション、CV/WFO、指標計算

 ・モデルのシリアライズ(joblib/onnx等)

 

もしAI〇〇についてMT4版を購入したのであれば、それはほぼ詐欺です。

MT4はとても古い環境であるため、AI〇〇は環境としてまずありえません。

(MT4の遺伝的アルゴリズムはAIに含まれますが、昨今の潮流から考えると古いです。)

 

本当にAIを作成・配布・販売をするのであれば、「〇〇.pkl」や「〇〇 .joblib」

のような学習済みモデルが配布され、Python環境で実行が必要なはずです。

 

 

だいぶ話がまた脱線してしまいましたが、

掲題の「聖杯」についてざっくりと説明すると、

特定の通貨の特定の時間足に対して、

教師あり機械学習(ML)で、推論モデルを作成しました。

 

↓実際の学習の様子です。(最低学習13年~)

 

Excelに2020年からのシミュレーションをまとめた結果です。(最低学習8年~)

period trades win_rate avg_R sum_R pnl_yen maxDD_yen
2020-02 89 77.5% 0.43427 38.65 386,500 20,000
2020-03 237 79.7% 0.475316 112.65 1,126,500 20,000
2020-04 188 89.4% 0.653191 122.8 1,228,000 20,000
2020-05 78 89.7% 0.660256 51.5 515,000 10,000
2020-06 204 85.8% 0.58701 119.75 1,197,500 20,000
2020-07 173 86.7% 0.604046 104.5 1,045,000 33,000
2020-08 171 84.8% 0.568713 97.25 972,500 20,000
2020-09 83 92.8% 0.716265 59.45 594,500 20,000
2020-10 80 92.5% 0.71125 56.9 569,000 10,000
2020-11 83 88.0% 0.627108 52.05 520,500 20,000
2020-12 144 83.3% 0.541667 78 780,000 24,500
2021-01 83 84.3% 0.560241 46.5 465,000 21,500
2021-02 91 82.4% 0.524725 47.75 477,500 20,000
2021-03 94 90.4% 0.672872 63.25 632,500 11,500
2021-04 102 91.2% 0.686765 70.05 700,500 10,000
2021-05 109 91.7% 0.697248 76 760,000 13,000
2021-06 56 91.1% 0.684821 38.35 383,500 10,000
2021-07 64 90.6% 0.676563 43.3 433,000 11,500
2021-08 149 83.9% 0.552013 82.25 822,500 20,000
2021-09 93 90.3% 0.670968 62.4 624,000 11,500
2021-10 111 93.7% 0.733333 81.4 814,000 10,000
2021-11 162 86.4% 0.598765 97 970,000 11,500
2021-12 169 86.4% 0.598225 101.1 1,011,000 20,000
2022-01 199 83.9% 0.552513 109.95 1,099,500 20,000
2022-02 165 83.6% 0.547273 90.3 903,000 21,500
2022-03 139 89.9% 0.663669 92.25 922,500 20,000
2022-04 158 82.3% 0.522152 82.5 825,000 26,000
2022-05 132 90.2% 0.667803 88.15 881,500 10,000
2022-06 239 83.7% 0.548117 131 1,310,000 20,000
2022-07 121 90.1% 0.666529 80.65 806,500 21,500
2022-08 226 83.6% 0.547124 123.65 1,236,500 40,000
2022-09 144 89.6% 0.657292 94.65 946,500 21,500
2022-10 91 86.8% 0.606044 55.15 551,500 20,000
2022-11 168 86.3% 0.596726 100.25 1,002,500 40,000
2022-12 175 86.9% 0.606857 106.2 1,062,000 21,500
2023-01 209 89.0% 0.646411 135.1 1,351,000 21,500
2023-02 134 89.6% 0.656716 88 880,000 21,500
2023-03 305 84.9% 0.570984 174.15 1,741,500 21,500
2023-04 139 89.2% 0.65036 90.4 904,000 20,000
2023-05 140 87.9% 0.625357 87.55 875,500 20,000
2023-06 142 89.4% 0.654577 92.95 929,500 13,000
2023-07 133 86.5% 0.599624 79.75 797,500 11,500
2023-08 230 87.0% 0.608696 140 1,400,000 31,500
2023-09 80 91.3% 0.688125 55.05 550,500 20,000
2023-10 70 95.7% 0.770714 53.95 539,500 20,000
2023-11 189 86.8% 0.605291 114.4 1,144,000 11,500
2023-12 267 83.5% 0.545131 145.55 1,455,500 43,000
2024-01 261 82.0% 0.516858 134.9 1,349,000 30,000
2024-02 172 90.7% 0.677907 116.6 1,166,000 20,000
2024-03 93 92.5% 0.710753 66.1 661,000 10,000
2024-04 159 84.3% 0.559119 88.9 889,000 23,000
2024-05 103 84.5% 0.562621 57.95 579,500 30,000
2024-06 189 83.6% 0.546561 103.3 1,033,000 20,000
2024-07 136 86.8% 0.605147 82.3 823,000 30,000
2024-08 295 81.7% 0.511356 150.85 1,508,500 43,000
2024-09 331 78.2% 0.447583 148.15 1,481,500 33,000
2024-10 267 85.4% 0.579775 154.8 1,548,000 30,000
2024-11 175 87.4% 0.617429 108.05 1,080,500 21,500
2024-12 141 84.4% 0.561348 79.15 791,500 21,500
2025-01 150 89.3% 0.652667 97.9 979,000 20,000
2025-02 149 82.6% 0.527181 78.55 785,500 30,000
2025-03 239 81.6% 0.509414 121.75 1,217,500 23,000
2025-04 175 86.9% 0.606857 106.2 1,062,000 21,500
2025-05 249 83.5% 0.545382 135.8 1,358,000 41,500
2025-06 193 88.1% 0.629534 121.5 1,215,000 20,000
2025-07 114 85.1% 0.574123 65.45 654,500 20,000
2025-08 113 92.9% 0.719027 81.25 812,500 11,500
2025-09 104 91.3% 0.689904 71.75 717,500 20,000
2025-10 121 90.1% 0.666529 80.65 806,500 11,500

 

想定は、Bubingaでエントリー1万円、勝ちは1.85倍の報酬を得て、

負けは-1万円で教育した結果です。

 

月平均155回はトレードがあり、勝率は平均87%です。

健全性のテスト、学習情報のリークについても対応済みで、

(※リークやカーブフィッテイングは販売商品のバックテストでよくあるので、

  商品情報にPFが「4.5」、勝率が「80%以上」などは

  ほぼカーブフィッテイングです。)

 

2020年~2025年はコロナ相場や、円安相場で市場のレジームが

大きく変化した年で、ひと月もマイナスにはなっていません。

 

<健全性テスト>

 価格ノイズ(MonteCarlo):エントリー価格がスリッページなどでずれた場合
  std=0.002→win_rate_mean 0.852
  std=0.01→win_rate_mean 0.845

  (勝率は数%程度の劣化に留まる)

 

 足境界ズレ(±分):エントリーが開始時刻ぴったりにできなかった場合
  ±1分で win_rate 0.845〜0.848

  ±2分で 0.819〜0.820まで低下

  (遅れると勝率は下がるが、そこまで崩れない)

 

<学習情報のリーク対策・バックテスト構成>

  学習期間: 最低12年(累積型学習: 期間が進むごとに学習データを拡張)
 テスト: 各月ごとのOOS(アウトオブサンプル)を1ヶ月単位で評価(WFO方式) 

 

モデリング構造>

 アルゴリズム: HistGradientBoostingClassifier(Sklearnベース)
 キャリブレーション: Sigmoid方式(Platt scaling)
 データ分割: 時系列交差検証(TimeSeriesSplit)
 回帰モデルは不使用(純粋な分類タスク)

 

今はノートパソコンのスペックも上がり、こんな推論モデルを

ローカルで構築できる時代になったのは本当に驚きです。

 

同業界にいる方なら理解できると思いますが、

今回のモデル構築スクリプトは全体で6K(LOC)もありませんでした。

(分析に必要なノイズデータ抽出や分析用データの出力も含む。)

 

これは本当に驚きです・・・。(共感していただける人がいると幸いです。)

 

WFO、OOSで5年間検証済みですが、本当にMT4に連携してサインを表示してみて、

本番運用に耐えられるか来週から検証してみようと思います。

 

「聖杯」=単純なインジケーターの組み合わせ、データ量では人間は無理。

     ただ、人間では解析しきれない特徴量を使用して予測モデルを作成すれば、

     かなりの勝率で次のローソク足が陽線か、陰線かを予測できる。

     (今回は特徴量を約150個設定し、2012年1月から学習しています)

 

PS:この特徴量選定がノイズになってしまったり大変でした・・・。